お焚き上げ法要

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本日晴天のなか、例年のお焚き上げ法要を厳修することができました。

海外の方に仏壇の説明をするとき、「ホームチャペル」という言葉が使われることがあります。と同時に日本人の七割が家に仏壇があることを話すとその信仰にとても驚くそうです。

他の宗教では、身に十字架を身に着けたり、定時に礼拝することはあっても仏壇ようなものはほとんどの場合ないようです。

お釈迦様の教え、その根本は「移ろいゆく世の中で、さまざまなお蔭様で生かされている」無常と縁です。

お仏壇の中にある位牌、この私に連なる縁が最もわかり易く目に見える形であるものです。

毎朝のひと時、または寝る前のひと時、お仏壇にお線香を挙げ手を合わせ、呼吸を落ち着けてみてください。大きく息を吐いて、また大きく息を吸う繰り返すうちに心が落ち着きます。

忙しく心が忙殺される毎日だからこそ、日々感謝の心を新たにする場所が今の日本には必要なのではないでしょうか?。

 

2018年10月16日