
明けましておめでとうございます。今朝、境内にある梅のつぼみが二つ開きました。
「梅は寒苦を経て清香を放つ」という禅の言葉があります。厳しい寒さの中、ときには雪をまといながらも、柔らかな香りを放つ梅の美しさ。私たち人間の様に「寒いだの、辛いだの」言わずに、清らかな香りをたずさえて咲く花。そこには、ただひたすらに凛とした美しさがあります。
日々を必死に精進し生き抜く人には、たとえ何も言わずとも、その行いの端々や言葉の端々に生き様があらわれ、そこには人を引き付ける魅力や美しさがあります。
「梅は寒苦を経て清香を放つ」大本山永平寺での修業時代に先輩から、そんな僧侶になりなさいと言われた自戒の言葉を、年頭にあたり紹介させていただきました。